勝野奈緒美(Naomi Katsuno)
幼少時より和太鼓、パーカッションに親しみ、組太鼓を足立七海(太鼓唄演奏家)、篠笛をあかる潤(篠笛・能管・龍笛演奏家)、剣舞を今野氷賀(剣舞家)に師事。さとおと講師課程を卒業し講師認定。戦国時代の陣太鼓を復活させた「武陣太鼓」の代表者として、三木武陣太鼓、インターナショナル武陣太鼓を含む全グループ引率を行うほか、神戸市の太山寺児童館、芦屋市の芦屋山手小学校など主に子どもたちの指導を中心とした教室講師を受け持つ。演奏者としては、パーカッション奏法に特化。現在は剣舞と和太鼓を組み合わせた独自のスタイルを構築中。
さとおと講師会所属。
【担当クラス】
・さとおと神戸教室・武陣太鼓クラス
・太山寺児童館和太鼓クラブ
・芦屋山手太鼓(芦屋コミュニティスクール事業)
【出演歴】
2019 「作曲家と演奏家による組太鼓新作公演vol.1」
2020 自然が造った音楽堂〜青龍洞〜ライトアップコンサート(兵庫県豊岡市)
【準講師】
下地孝幸(Takayuki Shimoji)
組太鼓を足立七海(太鼓唄演奏家)、篠笛をあかる潤(篠笛・能管・龍笛演奏家)に師事。
播州音頭を三木吉川音頭保存会にて継承。さとおと講師課程にて学び準講師認定。大衆の中で育まれた「作業唄」を復活させていく活動に深く関わり、唄を唄ってしごとを行っていた頃の姿を舞台上に再現した「郷音舎」の代表者。作業療法士として、作業療法として障がいを持つ子どもから全世代の活動に和太鼓を取り入れていくことをテーマとし、さとおと太鼓教室・丹波教室(障がいを持つ子どもたちに特化した教室/現在、立ち上げ中)の立ち上げに参加。
さとおと講師会所属。
【担当クラス】
・さとおと神戸教室・郷音舎クラス
・丹波教室(立ち上げ中)
【出演歴】
2013 斑鳩・河合の里 和太鼓共演(奈良県)
2015 和音響鳴LIVE(長野県・東京都)
2019 「作曲家と演奏家による組太鼓新作公演vol.1」
2020 自然が造った音楽堂〜青龍洞〜ライトアップコンサート(兵庫県豊岡市)
【準講師】
石井香奈子(Kanako Ishii)
組太鼓を足立七海(太鼓唄演奏家)、篠笛をあかる潤(篠笛・能管・龍笛演奏家)に師事。
播州音頭を三木吉川音頭保存会にて継承。さとおと講師課程にて学び準講師認定。大衆の中で育まれた「作業唄」を復活させていく活動に深く関わり、唄を唄ってしごとを行っていた頃の姿を舞台上に再現した「郷音舎」の代表者。作業療法士として、作業療法として障がいを持つ子どもから全世代の活動に和太鼓を取り入れていくことをテーマとし、さとおと太鼓教室・丹波教室(障がいを持つ子どもたちに特化した教室/現在、立ち上げ中)の立ち上げに参加。また、子ども
さとおと講師会所属。
【担当クラス】
・さとおと神戸教室・郷音舎クラス
・丹波教室(立ち上げ中)
【出演歴】
2013 斑鳩・河合の里 和太鼓共演(奈良県)
2015 和音響鳴LIVE(長野県・東京都)
2019 「作曲家と演奏家による組太鼓新作公演vol.1」
2020 自然が造った音楽堂〜青龍洞〜ライトアップコンサート(兵庫県豊岡市)

足立七海(Nami Adachi)
10代で日本中の和太鼓関連団体を訪ね歩き、現在の組太鼓(大小様々の和太鼓を組み合わせて打つスタイル)の創始元であり諏訪大社の太々神楽の伝承を行う御諏訪太鼓にて創始者各氏に師事。内弟子修業後、民謡太鼓、各地の太鼓打法を研鑽。
作家・早坂暁氏プロデュースの和楽器グループの太鼓奏者、木津茂理・かおり両氏が率いる民謡グループなどに所属し、善通寺1200年祭、醍醐寺奉納公演などの国内舞台に加え、NHK大河ドラマなどのメディア出演、アメリカ、フランス、オーストラリア、インドネシア、ベトナムなどの海外公演に出演。
2000年から日本音楽の専門月刊誌「邦楽ジャーナル」にて和楽器全般の記事を担当。その後、和太鼓の専門雑誌創刊に参加し、和太鼓専門家として巻頭記事を執筆。全国のプロ、アマチュアの和太鼓演奏家、和太鼓店、郷土や祭りの中の太鼓について取材を行っている最中に、日本文化の土台である郷土文化が消えていることにきづき、2010年、写真家、イラストレーター、ウェブクリエイター、野菜ジャーナリスト、演奏家らと「日本のふるさと音めぐり」を企画。国立歴史民俗博物館名誉教授・小島美子氏、邦楽ジャーナル編集長・田中隆文氏、日本音楽振興財団理事長・藤本草氏らの支援を受け、プロジェクトリーダーとして日本各地の郷土芸能の調査を始める。
しかし、廃絶のスピードが早く、都会にいては理解できないことも多いため、すべての音楽活動を休止して、兵庫県に移転。
日本文化の土台は郷土文化というコンセプトのもと、芸能の調査・復活、田植唄、酒造り唄、機織り唄など仕事の中で唄われてきた唄を紹介する活動を続けながら、芸能を通し昔から天人地を繋いできた郷土の芸能を復活させ、世代間交流、国際交流、地域で子どもを育てられるコミュニティとして稽古場「郷音舎」さとおとしゃを10年間、運営。高齢化する祭りを若者と繋げていく試みである新芸能を次々と生み出し、地域の農業の担い手を育成する活動にも繋げていく。
また、組太鼓の創始元に内弟子に入った唯一の女性の立場から、おもに男性によって創り上げられてきた組太鼓に女性の打法を取り入れることを目標に、民謡太鼓、沖縄民謡太鼓、囃子、日本各地の郷土芸能の中の太鼓打法から、民舞、韓舞、韓国打楽器、民謡、詩吟、西洋発声法を始め多くの音楽基礎を学び、2019年「作曲家と演奏家による組太鼓・新作公演 風の太鼓〜インドラの網(宮沢賢治作)に寄せて(作曲 高橋久美子/神戸・ピフレホール初演)を発表。
2021年、淡路市と舞台制作会社の企画である「打って歌って踊ろう 豊作・豊漁祈願と祝いの太鼓」の講師に選抜され淡路市に移転。現在は淡路市、神戸市、芦屋市、稲美町、大阪府四條畷市などの郷土芸能や伝説に基づいた音楽体験を子どもや地域の人々に提供しコミュニティを形成していくワークショップ監修に多数携わっている。
和太鼓の専門家として音楽雑誌や学校教材の執筆も手がける。
当研究所で作業療法士、音楽療法士、理学療法士、管理栄養士、助産師など多くの専門知識を持つ人材と共同でプログラムを作り、2019年より各学校、施設、病院などへの講師派遣・育成も始めている。
■おもな大型ワークショップ・舞台・講座の企画・制作実績
2010 文化庁「子どものための優れた舞台芸術体験事業」講師に選任
2010 世代間交流学会(兵庫教育大学)主催の「世代間交流活動 ぽんぽこ音あそび」(ワークショップ製作・演奏・指導)
2011 兵庫県乳幼児子育て応援事業」(プロデュース・演奏・指導)
2012 兵庫県立高校インスパイア講師(和太鼓)に選任
2014 JICA「アフリカ地域 地域保健担当官のための保健行政B(仏語圏)」(指導・演奏・舞台プロデュース)
2015 農業と音楽とのコラボレーション「農村にしごと唄ワークショップ」(しごと唄監修・演奏・指導)
2015 兵庫県宝塚市事業(作曲・振付・演奏・指導)ほか 2018 イギリス・シュタイナー学校ワークショップはじめイギリス全土での単身演奏ツアー 2019 「作曲家と演奏家による組太鼓・新作公演 風の太鼓〜インドラの網(宮沢賢治作)に寄せて(作曲 高橋久美子/神戸・ピフレホール初演) 2021 兵庫県淡路市立サンシャインホール「打って歌って踊ろう 豊作・豊漁祈願と祝いの太鼓」(主催:神戸国際ステージサービス株式会社/しごと唄監修・指導)
2022 兵庫県淡路市立しづかホール講師(主催:神戸国際ステージサービス株式会社企画・指導)
■おもな執筆
・日本音楽専門誌「邦楽ジャーナル」(2001-2011)
・津軽三味線と太鼓の専門誌「バチバチ」(邦楽ジャーナル)
・中学校教科書ワーク(学宝社)
・邦楽200CD邦楽(立風書房)ほか