ふるさとの芸能は、その地に伝わる伝説、土地の情報など、私たちの祖先が次世代に伝えて来られた文化。
世界の多くの先住民族は、自然とともに生きる方法や、自分たちを守る術を
カタチ(日本でいう型)や口伝に込めて伝えてきました。
私たちの教室は、もともと、故郷の芸能が持っていた世代間交流の場を再現することを目標に
2010年から地域の郷土芸能、祭り、伝統産業のフィールドワークと継承活動を行い、大切な文化を残しながら新しい形に蘇らせる創作活動を展開してきました。

さとおとプロジェクト 2024年 

淡路島の皆様の盆踊り復活



TAKA + KANAによる播州音頭!
→2024年にて終了。資料は全て稽古場内に保管します。

「播州音頭の稽古から盆踊り奉納」

●奉納
2024年7月16日(火) 夕方 篠原神社(兵庫県三木市)※予定
音頭取り TAKA and Nami

2024年8月3日夕方 口吉川町公民館
音頭取り TAKA and KANAKO

MAKIKOによる播州音頭と盆踊り記録プロジェクト
→2024年にて終了。資料は全て稽古場内に保管します。

2024年7月16日(火)〜


NAOMIによる土地の歴史を音で繋ぐ武陣太鼓+剣舞
→2024年にて終了。資料は全て稽古場内に保管します。

YUMAによる獅子舞復活プロジェクト
→2024年にて終了。資料は全て稽古場内に保管します。

最新情報はコチラ→

https://note.com/gentle_zinnia292/

KASAプロジェクト 2024

日本の伝統産業を「しごとうた」でつなぎ、日本各地の郷土芸能を笠でつなぐプロジェクト。

2024年4月15日〜日本のうた100曲、世界の民話オンラインライブ配信
2024年7月1日〜 北前船で運んだ民謡オンラインライブ配信
こども園上演30ヶ所(一般非公開)
2024年7月16日〜全国各地の郷土の祭り巡り(オンライン配信)
2024年10月1日〜蔵での上演(一部一般公開)

さとおとプロジェクトとは

2010年、当時、和太鼓の専門誌を執筆していた当教室の創始者が全国的に郷土芸能が消えていることに気づき、その理由を探るため、また消えゆく芸能の形をとどめておきたいと、「日本のふるさと音めぐり」を企画。
音楽雑誌編集長、民俗音楽学者などの専門家の皆さんのアドバイスをもとに、写真家、ウェブクリエイター、野菜ジャーナリスト、イラストレーターなど多くのクリエイターと共に取材がスタートしました。


当時、インターネットが普及していたとは言え、クリエイターにとって地方で仕事をする手段がなかった時代、企画代表者であった当教室代表は、都市部で行っていた音楽活動をすべて引退。
数十年ぶりに戻った故郷で、郷土芸能者を探し、そのもとに通い、みずから継承を行いはじめます。

最初は神社の弓道場の吹きさらしの場所、400年前の蔵、民家など稽古場を転々としながら楽器2つ、生徒2人との歩みがスタート。当時の企画者仲間から贈られた名前が「響 さとおとひびく」です。


歩みの中で、一極集中型の社会の在り方により、都市部と地方の格差が大きくなっていることを知り、世代が断絶することで文化が途絶え、一つが消えれば、他の全ても消えていくと言うことにきづきます。

また、郷土芸能の高齢化、祭りの消滅は、農・漁・林という自然とともに生きてきた人々の高齢化や機械化により協力の体制が消えたこと、それにより最終的に日本から消えた最も大きなものは、「感謝」と「祈り」であるときづきます。

2010年から、和太鼓教室を主軸に、地域に深く根差しながら、
土地のことを深く知りながら、外部からの波を乗りこなすことが出来る強いリーダーを
地域の中に育てていくことが重要だとリーダー育成に尽力します。
そして子どもたちが最初に触れる土地の中に、日本の楽器や文化がなければ、その上は成り立たないときづき、郷土芸能や祭りの復活、継承活動を教室生ぐるみで行ってきました。

【今まで行ってきた故郷の芸能・祭り復活!】

●播州音頭 BANSHU-ONDO /兵庫県三木市/2010年〜
播州各地で受け継がれている音頭で、音頭取り2人と太鼓打ち1人の3人編成で盆踊りの会場を盛り上げます。
→2024年にて終了。資料は全て稽古場内に保管します。

●獅子舞 SHISHIMAI/兵庫県神戸市西区神出町/2021年〜
神戸市西区で大変盛んな獅子舞。
継承が途絶えてしまった土地の若者が中心となり復活を試みています。
→2024年にて終了。資料は全て稽古場内に保管します。

●武陣太鼓(武者行列)BUZIN-TAIKO/兵庫県三木市/2012年〜

地域の祭りを若者の手で盛り上げるための新芸能を当教室と地域団体、県立高校の3者で立ち上げ
2012年から約10年にわたり県立高校の生徒会有志で盛り上げてきました。
→2024年にて終了。資料は全て稽古場内に保管します。

●郷音舎 SATOOTOSHA/神戸市西区神出町/2012年〜
頂上に神出神社が建つ雌岡山、雄岡山の神楽を復活させようという目的で地域に伝わる伝説を掘り起こし、米づくりにまつわる歌や風習を綴った「みずほの国の米のうた」を発表。



KASAプロジェクトとは

2015年からは環境教育事務所リノワークスさんのご指導で1年間にわたり手作業での米づくりを行い、「みずほの国の米のうた」という舞台作品にして発表。

その中で日本中の作業唄を調査。米づくりだけでなく、漁業、林業はじめ機織りなど、すべて体験しながら、記録を掘り起こしていくという膨大な作業に取り組み始めます。

兵庫県は日本を代表する仕事の多くが残る土地ですが、当時の作業唄の記録が阪神・淡路大震災で消えていることから、日本中を歩き回っての調査がスタート。
その中で笠と笠を繋ぐというコンセプトが生まれ、作業唄だけでなく、その唄が唄われていた土地の産業や、地域の郷土芸能同士を繋いでいくという試みが始まります。

2025年からのプロジェクト

2024年をもって15年間続けてきたすべての郷土芸能継承活動を一旦、休止し、
今まで大勢の先人の皆様より受け継いだ芸能や智慧を教室の中に保存する活動に切り替えます。

これまでご協力くださいました皆様に深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。

今後は今までの資料を全て稽古場の中に保存し、
舞台作品としても蘇らせたり、各地で地域おこしをしている
次世代の若者たちに資料を提供することに専念します。

今までのご指導とご協力に心より感謝申し上げます。
今は亡き多くの芸能者の皆さまの遺言をしっかりと受け継いでまいります。
ありがとうございました。

足立七海